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toxandoria:フレーム&フリンジの謎

W.Ⅴ.O.クワインによれば、地理や歴史から物理学や数学、論理学までに至る知識や信念の総体は周縁部(フリンジ)でのみ経験と接する人工の構築物ないしは「境界条件が経験であるような力(持続的ダイナミズム)の場」とされ、この描像の下で理論(又はイデオローグ)と合致しない観察結果が得られたとき生ずるのは何らかの特定の仮説の撤回ではなく、信念体系内部の各命題に割り当てられていた真理値の再配分であり、そこには多くの選択の余地(つまり無限の可能性が絶えず拓ける状態)がある。中山康雄著『科学哲学』(人文書院)

トランプ“優性人種主義”は悪魔的主観性の病理!その「目先&ヘイト」への餓鬼の如き異常な執着は“意味的反転図(ゲシュタルト)”と化し米国と全世界の未来を無限に喰い尽す!

 

 トランプ“優性人種主義”は悪魔的主観性の病理!その「目先&ヘイト」への餓鬼の如き異常な執着は“意味的反転図(ゲシュタルト)”と化し米国と全世界の未来を無限に喰い尽す! 

 

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(Prefacee)

 「新toxandoriaの日記」のコンセプトは、当20181112記事の冒頭に掲げていますが「フレーム&フリンジの謎/いわば『生命と意識』(特にヒトの『それ』)」です。<同じような見方(感性?)>を生物学者福岡伸一氏が「動的平衡論」で語っています(当日記のプロローグを参照乞う)。キャッチ画像のフェルメール絵画はその象徴のつもりです。

<注記> 数ヵ月後(2019年3月頃?)には閉鎖される予定ですが、「旧toxsanoriの日記」はコチラにあります → http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/

  おそらくフェルメール自身は、近・現代の本格的な資本主義の開花に先立つ「資本主義勃興期・17世紀オランダの黄金期/レンブラントの時代とも呼ばれる(@ヨハン・ホイジンガ)」で、非常に苛烈な人生を歩んだ人物であったと思われますが、,ほぼ同時代のレンブラントもそのような人生だったようです。

 しかし、これら両者が現代の我われも感銘できる優れた芸術作品(普遍的な美的価値の表象)を遺せたのはなぜなのか?これもエンドレスの解明を待つ大きな謎の一つです。

 直近の世論調査では、再び「アベさまの支持率が上昇に転じた!」とかの嬉々とした(?w)NHKニュース(ひょっとしてフェイクニュース?/↓(参考情報))が流れたばかりです。しかし、このような報道に一喜一憂することで終わらず、一刻も早く、若者を含めた一人でも多くの日本国民が、そのような意味と役割を持つフェルメール絵画の価値にも目覚めて欲しいものです。

 (参考Tw情報) @じゅん@suzujun_kou /NHK世論調査。内閣を支持する46%、支持しない37%。目を疑った。この国正気か?https://twitter.com/suzujun_kou/status/1061924685170991104

・・・(補足)20181120朝日によると、安倍内閣を支持する43%(前回40%から上昇)、同支持しない34%(前回40%から下降)。様々な不祥事の連続にも関わらず安倍政権の支持率は更なる上昇トレンドにある。原因は、「将来への大きな不安と無関心」が複雑に絡むことに因る、一種の“中間層の”アパシー普通なら感情が動かされる現実的な刺激対象に対し関心が湧かなくなる一種の精神的な意味での不感症の病理)か?又は「ともかくも、こう(アベ一強の天下と)なってしまったからには少しでもアベ様の御仲間であることに肖っておきたいという、一種の倒錯的な“内集団バイアス(内集団びいき)”の異常心理/↓◆」?

◆「日本スゴイ」と「内集団バイアス」/20170222“はてなブログ『ペンギンの飛び方』” http://human921.hatenablog.com/entry/2017/02/22/11450

また、当記事の中で取り上げた百田尚樹著『日本国紀』(当日記中に画像あり)らの如き<魔術的なアベさま翼賛のトンデモ妄想(悪魔的情念に因るため、それは論評にも値しない、非常に独善的で異様な異常歴史観念/無媒介的認知的自己意識(@ダン・ザハヴィ)の典型)>の類のイベント現象に流されるのではなく!(このことについての委細は、当記事の第三章を参照乞う)。- 20181114追記 -

因みに、「日本スゴイ」(内集団バイアス)を日本の近代史により近づけて言い換えれば、それは本来なら当然求められるべき<従来の成長主義一本槍の後を受ける社会構想たるべき、新たな発想に基づく『定常型社会=持続可能な福祉国家ビジョン』の廻廊への次元転換の設計>と全く真逆の異様回路(オーム真理教事件の分析で社会学者・大澤真幸が指摘したアイロニカルな没入の/http://ipos2016.jp/column/369)に、安倍政権下の日本がスッポリ嵌ったということだ。

それは、実に恐るべきことなのだが、今や我われ日本国民は、社会現象学者A・シュッツhttp://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20180806)が指摘する、あの<たしかな未来へ向かう“もう一つの緩やかな時間と豊潤な日常生活”>の再発見と全く真逆ベクトルの過程を歩みつつあることでもある。

より具体的に近代日本史の分析用語言えば、それは我われが、異常イデオローグ集団たる日本会議の支配に盲従する安倍政権の下で、戦後期の政治学者・橋川文三がかつて鋭く抉り出した<戦前・戦中期の異常アイロニー(国賊探し、そして現実逃避(無関心への逃げ)が只管拡散するプロセス>を取り戻して、それを再現する悲惨な日常の最中にあるということだ。

 

(プロローグ) 

                  Cover Images 

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・・・細胞と同じように人間は周囲の人たちとエネルギーも情報も物質もエントロピーも交換しあっている。その関係性が次のレベルであるコミュニティに影響を与え、さらに高い次元の「社会」にも影響しあっている。だから、周りに壁を立てて、局所的な幸せや効率、富などを求めると結果的に高い次元では「損をする」「全体の不幸を招いている」という現象が起きる。これは、私たちに生物学が長い歴史を通じて教えてくれたことである。

・・・種の保存が守られている状態においては、個人の自由の追求に意識が向く余裕があるが、種の保存が守られなくなる危険性が出てくると、そうはいかなくなるのが必然。私たちが生物である以上、その本質的な法則は忘れてはならない。

(以上は福岡伸一氏、http://www.future-society22.org/blog/75a3b5a5458 より/動的平衡論)

・・・だから、そうなれば必然的に殺戮戦争の状態へ向かうことになる。結局、持続的な相対意識に因る「寛容の意思」と「健全な理想(の意思)」を掲げる意義を絶えず噛み締め直す努力と、それを想起し続ける政治的工夫が求められる!つまり、コレが「感情の政治学」(感情制御の政治学)が重要であることの意味!

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・・・因みに、身体動作と脳神経系の作用を支配するのは基本的に“複雑系ダイナミズムの非線形力学系理論(例えば、非線形微分方程式によるHKBモデル)”だが、意志力次第では“その非線形力学系理論によるダイナミズム(一定方向へ流され易い相転移)”を克服できることが分かった!出典:「身体運動に潜む複雑系:ストリートダンスが明らかにした全身動作における新たな相転移現象の発見」平成23年8月8日東京大学大学院総合文化研究科・工藤和俊(生命環境科学)https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/press/p01_230808.html  

・・・なお、HKBモデルが「神経科学における意識の研究」(<注>これは、ブレンターノ(現象学の基礎を創った心理学者・哲学者)、あるいはマッハ現象学などが指摘したことであるが、「意識の特性は志向性」にあることが、ギャラガーとザハヴィによって「現象学の前倒し」(front-loading phenomenoligy)と名付けられた研究手法で科学的にも裏付けられつつあることになる!)出典:田中彰吾『現象学入門』(勁草書房)、p235、line14~/p239、line14~/p278、line9~/p238、line25~

 

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<注>毒性が個体フレーム内で濃縮される自家中毒的ループ(堂々巡り)を表す「意味的反転図(図形、ゲシュタルト)」について(当画像は、トマス・カスリス『インティマシーあるいはインテグリティー』(叢書・ウニベルシタス)より)

・・・一般に、自家中毒とは自己の体内で代謝異常が生じ、そこで生成された毒性の強い毒物がループ(堂々巡り)的に濃縮されることで障害が起こる症状。例えば尿毒症、小児に見られる周期性嘔吐症など。

・・・他方、意味的反転図は同一の図形ながら2種の見え方が交代して現れる図形であり、多義図形の一種。その図形の一定の領域が図に見えたり地に見えたりする。E.J.ルビンの“盃”と“横顔”(添付/“この絵は老女か若い女か?”)の図はその典型。

・・・この図形では、特に中央部左の部分が不気味な老婆の鉤鼻の横顔に見えたり、あるいはうら若い女性のプロフィールに見えたりする。比喩的に見れば、これは一定フレーム内のヤヌス的表象に取り憑かれたことによる感覚的な(orその行先は感情的なものへと深化・助長する)自家中毒症とも言える。 

 

1 今回の米国大統領「中間選挙」の結果から見える二つの光明(トランプの

暴走から反面教師的に学ぶべきポイント)

 

1-1【若年層の覚醒】「10~20代の青年層の覚醒こそ健全な未来の政治への道標!と見るべき」ことの再確認

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20181108NHK(添付画像&下記★)によれば、米タフツ大学の研究所は、10月7日に、「出口調査などを基に18~29歳の若者の投票率を調査した結果として、前回(4年前)21%から今回は31%へと大幅にその投票率が上昇した(と推計される)」と発表した。 

★米中間選挙 若者の投票率の大幅上昇で下院の民主躍進

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181108/k10011702961000.html

 ★中間選挙投票率は通常40%前後だが有権者の関心が高まり、今回は初めて1億人以上が投票し、その投票率は47・3%!(フロリダ大の予測)。☞ 米選挙 次の大統領選に影も1108産経https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000008-san-n_ame 

 

1-2 「トランプ支持層の中核を占める“白人至上主義(ナチ式“ヘイト&優性人種”至上主義)が予想以上の重症罹患」であることへの気付き

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前田直人氏(朝日新聞世論調査部長)のツイート(添付画像&下記▼)によると、「CNNの出口調査で、特に女性層を中心に‏米国民の多くが、トランプ大統領の白人至上主義(ナチ式“ヘイト&優性人種”至上主義)に対して、我われ(一般日本国民)が思っている以上に危機感を覚えていることが理解できる。 

▼@Nao_Maeda_Asahi/CNNの出口調査が興味深いです。特に男女別の投票先政党。男性は民主48%、共和51%なのに対し、女性は民主59%、共和39%。白人は民主45%、共和54%、非白人は民主76%、共和22%。この世が白人男性だけならトランプ政権は安泰なのかも。https://twitter.com/Nao_Maeda_Asahi/status/1060029228849160192

 

2 世界的トランプ“現象”に潜む「優性人種(白人)至上主義」の正体を探ったドキュメンタリー、『白人至上主義の裏側 ~オルト・ライト潜入記~

 

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これは「現代の優性人種(白人)至上主義」の正体(つまり、オルト・ライトのナチ的“悪魔的主観性”(ナチ式“ヘイト&優性人種”至上主義))を探るための潜入レポートであり、非常に重要と思われるが、その割には、特に日本で余り話題として拡がっていないようなので、記録メモを兼ね取り上げておく(NHKではBSドキュメンタリーの枠で2回放映された/下記)。

原題:Undercover in the Alt-Right

制作:国際共同制作 NHK/DR/NRK/RTS/SRF/ZDF ARTE

Silverfish Film & SVT(2018年 スウェーデン

初回放送:2018年10月26日(金)午前0時00分~

再放送:2018年11月6日(火)午後5時00分~

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TRAILER Undercover in the alt right


TRAILER Undercover in the alt right

・・・シャーロッツビルで白人至上主義のネオナチ集団と市民団体が衝突し、女性1人が死亡…スウェーデン人のパトリック・ヘルマンソン氏(若い研究者)は、その現場にいた。人権団体の要請でオルト・ライトのメンバーとなり、幹部候補生としてロンドンからアメリカへ…生命の危険をおして1年ちかく、過激思想とフェイクニュースを拡散させる(そして、米トランプ大統領へ大きな影響を与えていると思しき←補、toxandoria)団体の活動実態を記録した。世界各国で注目を集めるスクープ・ドキュメント。

<注>【シャーロッツビル事件】米ヴァージニア州シャーロッツビルのオルトライトら白人至上主義者の集会で非常事態宣言(反対する市民団体と衝突)、3人が死亡/州知事による反レイシズムの明確な表明2017/8/14社会学者・明戸隆浩、https://news.yahoo.co.jp/byline/akedotakahiro/20170814-00074502/

<注><CNN>トランプ氏ら提訴 記者のホワイトハウス入館停止/トランプ氏は2016年の大統領選時から大手メディアを「フェイクニュース」などと批判しており、CNNはその対象の筆頭格。大統領とメディアの争いは法廷闘争に発展した。1114毎日https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181114-00000008-mai-n_ame

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・・・

・・・今も身を隠さざるをえないような、シリアに潜入するのに等しい危険な潜入をした若いヘルマンソン氏の勇気に本当に感服する。彼のお陰でこうして、いつ暴走するかわからない危険な芽を育てる恐るべき勢力の実態を知ることができる。来るべき人種間戦争に備える」(あるいは“中東のイスラム教徒を核で殲滅する!”←補、toxandoria)という彼らの言葉が不気味だ。出典:みんなのレビュー、

https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/253/2145624/index.html   

この作品は米国から世界へと還流しつつ濃縮・拡散するオルト・ライト(欧州ルーツのオルタナ右翼alt-right)の異常イデオローグと米国トランプ政権との関りを分かり易く説明する。いわば、その“決死の潜入”記録はトランプ政権の強力な動力源であるオルト・ライトなる過激右翼思想とCNNらを目の敵とするフェイクニュース攻撃の流行を作為で拡散させた団体の活動実態に関わる記録である。 

そのそもそものオリジナルが歴史的に欧州に根深く残り続けてきた“ア―リア人種信仰”(特に北欧系の人種(白人)と北欧神話を最重視するアーリア人学説)なる狂信(妄想)であることが分かる。また、それがナチス・ドイツや米オルト・ライトKKKクー・クラックス・クラン)、アメリカ・ナチ党などへも多大な影響を与えてきたことは知る人ぞ知る!の通りである。

 

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因みに、トランプ政権の強力な支持基盤の中核の一つである「オルト・ライト」との直接的な関係はないと思われるが、いま全米で最注視されつつある「ロシア疑惑の闇」もトランプ政権にとって、最も忌むべき“鬼門”の一つであることは間違いがないだろう。 

それは、“中間選挙”直後の「司法に対する焦りにも似たトランプの先制攻撃という“異様なアクション・ドラマ”(セッションズ司法長官の解任 ⇒ すかさず“トランプと意思が相通ずるウィタカー司法長官代理は、その疑惑解明の問題に関与させるな!”と、18州の司法長官が要求!)」が、そのことを如実に見せつけているからだ。

 

トランプ式“優性人種”至上主義の深層に潜む『誠実さを蔑む悪魔的主観性』の問題 

・・・無媒介的認知的自己意識(=誠実さを蔑む悪魔的主観性@ダン・ザハヴィ)の委細については、下記資料★を参照乞う。・・・ 

★アベ=クロに課題設定を誤らせたのは恐怖心が生んだデフレの物語!その深層には世界的極右傾向が共有する『誠実さを蔑む悪魔的主観性の病理/@ダン・ザハヴィ』がある!2018115my-evernote

https://www.evernote.com/shard/s440/sh/7d898a5a-5a2d-4600-8080-af75ffce0eea/043d7eb1159faf07e6d7bbb32bab806d 

コペンハーゲン大学教授として現象学的「主観性」研究の分野で世界をリードする研究者ダン・ザハヴィは、人の心の深層に潜む『誠実さを蔑む悪魔的主観性』(非情で過激で極端な“観念的自己中心主義、マイ・ファースト主義”)について、重要な知見を示している。 

ザハヴィによれば、それはナチスの“優性人種”至上主義なるイデオローグのなかに最も典型的に出現したものであるが、実は、それは体験的な偏在性として誰にでも日常的に起こり得るものでもあると見ており、現象学的「主観性」研究の一環としてザハヴィはそれを<無媒介的認知的自己意識>と名付けており、その無媒介的の意味は主体的に自覚していないことを意味する。 

端的に言えば、それこそが「冷酷で底知れぬ超利己的な悪徳」の正体である。つまり、ヒトには“自らの破滅をももたらしかねない自己破壊的リスクと、ひたすらエントロピーを増加させ、愚かにも「自滅(無限背進・後退)型のマイ・ファースト利己主義」へ没入するバカリの心性(無媒介的認知的自己意識)があるということだ。 

そして、それはヒトの感情の最も奥深い処で、換言すれば「意識の根源」でヒトの生命作用の一部の構成(おそらくコトバ(言語機能)の発生と関係が深い感情の深層海流?)となっている可能性があるようだ。しかし、その意識の奥底にある一部が過剰に肥大化しリアル感情を無自覚で浸潤するようになれば、意識バランスの様態は一転して自己破壊的リスクとエントロピーを増加させる自滅(無限背進・後退)型の超利己主義へ没入することになる。 

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ザハヴィの著書『自己意識と他性/現象学的探求』(叢書ウニベルシタス)を翻訳した中村拓也氏(同志社大学文学部准教授)は、ザハヴィの<無媒介的認知的自己意識(先反省的自己意識)>は、往々にして哲学的思考で見られる難解な概念の捏造ではなく、それは体験的な偏在性として誰にでも日常的に起こり得る主観的「自己—顕現」(健全な自然観と世界観があれば個々人の内感の場においてそもそもは自己覚醒が可能な)レベルの問題で、個々人の「主観性の核心」(厳密に言えば、フッサールが提唱したヒトの相互主観性(=ヒトの文化・社会の土台となっている間主観性))の一部分を構成する個々人の主観性の深層構造)を抉り、それを『感情の現象学』的な立場で説明し得る堅牢な言葉である、と語っている。 

つまり、近年、世界的に問題となりつつあるネオ・ナチズムなど極右政治勢力(欧米各国の民族極右派、日本における日本会議(周知のとおり、それは靖国顕幽論の取り戻しと国家神道への回帰を謀る安倍自民党政権の守護神!)などが急速に台頭しつつある政治状況の深層には、例えばM.アンリ「情感の現象学」のテーマとも深く関わる、この種の非常に厄介な難問が潜む可能性があり、特にザハヴィの<無媒介的認知的自己意識>は重要課題として注目すべきと思われる。 

(参考)安倍晋三の守護神、日本会議=日本版“オルト・ライト》の文化破壊へのアンチテーゼ

・・・【性の決定を人間社会の問題まで重ね合わせると、生物学の枠に納まらない社会的な視点も大きく開けてくる】・・・

・・・ <対アベ>強制的同調の空気(ゴロツキ・ヤクザ式“恫喝”流儀による),“JPN優性人種主義”日本会議に因るヤマト民族&男系皇統”至上主義なる『誠実さ、および正当な歴史&科学観を蔑む悪魔的主観性』@ダン・ザハヴィ)が日本文化の優れたインフラ中枢の一角を激烈に侵食する直近の事例(添付画像↓/新宿、某書店の風景)・・・

・・・これと似たようなパターンで「特に社会的影響力が大きい日本文化のインフラ中枢の一角」へ的を絞った、政治権力の<伏魔殿>側からの大上段に構えた威圧的なビジネス現場への侵食が改憲」強行への地均し(日本会議の指南による“アベ改憲”を受け入れ易くすること、そして“アベ改憲”を支持する底辺層を拡大するという布石)の一環であるのは明らかだ。だから、同様の正統かつ健全な日本文化インフラへの抑圧が今後とも強まることを、愈々、我われ一般国民は覚悟すべき時なのかもしれない。・・・

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・・・[補記]【百田尚樹氏ら日本会議シンパの絶対的“男系皇統”論が誤りである理由/XとYがキーワードには違いないが、それを細胞・個体がどう読み取るかは一概には言えない(そもそも歴史理解の仕方もヘンなのだがw、ここでは生命科学の観点からの批判に止める)

 

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・・・どの生物の雌雄決定でもXとYがキーワードには違いないが、それを細胞・個体がどう読み取るかは一概には言えない。XXYとかXOその他のような分配の乱れも、それらを雌・雄・間性 などいろいろに読み取り、「解釈」するのには動物ごとの流儀がある。ただ言えるのは、SRY(Sex-determining region Y、とは哺乳類のY染色体上にあり胚の性別を雄に決定する遺伝子)が名前のごとく「Y上の性決定領域」であり、より具体的にはTDF(睾丸決定遺伝子)そのものだからと言って、雌雄決定の主導権がYだけにありXは何もしないという理解は間違いであること、そして2千年前にアリストテレスが女は不完全な男だと「失言」したのと重ね合わせるのが見当違いであることは、はっきりしている。本書はYの有名さ(虚名)に対するXの復権と読むこともできる。Yがあまり大きな顔をしていられない一面として、SRYでは頑張っているが、X上の他の遺伝子に張り合うべきものをYが捨て去ってしまったことから、ときには深刻な結果となる男性限定の遺伝病に対して無策であることも見逃せない。性の決定を人間社会の問題まで重ね合わせると、生物学の枠に納まらない社会的な視点も大きく開けてくる。・・・デヴィット・ベインブリッジ『X染色体、男と女を決めるもの』―青土社―(以上は、同書の後書きより部分転載)https://bookmeter.com/books/53335 ←(参考/読書メーター

 

(参考)異常化した日本の風景、アラカルト

【アベ様の美しい<忖度&偽装国家>と化した?異常<日本>!】政府統計に信頼のゆらぎ!日銀が内閣府に元データ提供を迫るも一部拒否!/流石に日経も漸く危機感を報じた!前から、再三その疑念を持っていたが余りにも酷い!異常事態ではないか!?アベさま(安陪内閣)支持率の大幅上昇!(↓♨)などと嬉々として報じているようだが、NHKもそんな態度?だけで済むと思っているのか?2018年11月14日

https://twitter.com/shinkaikaba/status/1062471146065485825 

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・・・

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因みに、HKBモデルを使った「神経科学における意識研究」(神経現象学)の最先端では、「意識の特性は志向性」にあることがS.ギャラガー(米・精神病理哲学者)とザハヴィが名付けた「現象学の前倒し」(front-loading phenomenology)という研究手法によって科学的にも裏付けられつつあり、当然、これはヒトのコトバの誕生・発生等の問題とも関連することが考えられる。 

なお、神経現象学(Neurophenomenology)はF.J.ヴァレラ(チリ出身の認知科学者/オートポイエーシス理論で知られる)によって提唱されたアプローチで、一般に①体験の現象学的な分析、②力学系理論(ポテンシャル関数、統一場理論など)、③生物学的システムに関する実験の三者の統合に特徴がある(Gallagher and Zahavi 2008; Thompson2007)。出典:当事者研究を神経現象学に接合する/石原孝二・東京大学・大学院総合文化研究科、http://phsc.jp/dat/rsm/2013_a1-3.pdf  

<注>HKBモデル

・・・非線形微分方程式の援用によって身体動作・精神作用などを支配するのは基本的に“複雑系ダイナミズムの非線形力学系理論”に適合することが理解されており、この理論を使ったヒトの生体機能のシミュレーション研究が進みつつある。(生命環境科学、現象学、行動心理学など/front-loading phenomenologyおよびHKBモデルの出典:S.コイファー、A.チェメロ著、田中彰吾訳『現象学入門』(勁草書房)、p235、line14~/p239、line14~/p278、line9~/p238、line25~)

<注>「意識の特性は志向性」にある

・・・これは、ブレンターノ(現象学の基礎を創ったイタリアの心理学者・哲学者)、あるいはマッハ現象学(マッハ感覚論的素材性の問題、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20180701)などが指摘したことである。 

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(参考情報)(日曜に想う)負の言葉の魔力、世界が注視 編集委員・福島申二

20181104朝日、https://twitter.com/tanutinn/status/1058836506884722688 

 

イデオローグを超えて自覚すべき「レーベンス・ボルンの悲劇」の意味

・・・それは「目先&ヘイト」への執着に因る「自家中毒の無限ループ」は普遍的なものであるということ!・・・

 

(レーベンス・ボルンの悲劇) 

・・・その施設(レーベンス・ボルン)で生まれ育った子供たちは、戦後の平和な時代を迎えてから「絶対多数派であるノーマルなノルウェー人たち」の激しい差別と苛めの対象となった。・・・

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ナチス・ドイツでは「ノルマン系ないしはゲルマン系の白人よりも北欧系民族(北方人種)を最重視する」というアーリア人に関わる妄想イデオローグが支配的であったが、その妄想を具体化する「レーベンス・ボルン(生命の泉)」政策が、特にナチス支配下にあった北欧諸国内で集中的に実施された事実は余り知られていない(レーベンス・ボルンの画像は下記ブログ記事◆より転載)。 

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◆20181105【評価】『my child: lebensborn』感想レビュー/遥か北欧の暴力、

http://arcadia11.hatenablog.com/entry/2018/11/05/192000?_ga=2.185068591.780416289.1541143388-1074598699.1541143388(ゲームレビュー)

・・・この作品(ゲーム)はレーベンスボルンで産まれた7歳の孤児を養子として引き取り、育てる、一種のアドベンチャーゲームである。 ・・・

 レーベンス・ボルン(Lebensborn/生命の泉)とは、ナチ親衛隊(SS)がドイツ民族の人口増加と「純血性」の確保を目的として設立した女性福祉施設のことで、一般に「生命の泉」または「生命の泉協会」と和訳される。それは、ユダヤ人絶滅のための強制収容所と対照をなす、アーリア人増殖のための収容所であり、そこでは未婚女性がアーリア人の子を出産することを支援し、養子仲介なども行なっていた。 

当ブログ記事によれば、なかでも特にノルウェーは全26カ所(ドイツ国内外)のうち9カ所の施設が集中しており、ナチスにとっての「聖地」であったようだ。が、その本当のノルウェーでの悲劇は戦後になってからもたらされる。 

それは、その子供たちがナチス・ドイツに関する全てを憎むノルウェー人にとって、忌むべき「落とし子」であり、恐ろしい憎悪の対象となったからだ。つまり、彼らは絶対多数派である普通・一般のノルウェー人の激しい差別と苛めの対象となったからだ。・・・以下は、同ブログ記事より部分転載・・・ 

・・・彼らはナチスやドイツに関連する全てを憎むノルウェー人にとって、忌むべき「落とし子」であり、恐ろしい憎悪の対象だった。SS(ナチス親衛隊)と関係を持った女性は、ノルウェー政府により強制収容所に1年半収容され、その間に産まれた子の多くが「知能障害」と診断され、母子共にノルウェー中で差別・弾圧された。血によって生まれ、血によって蔑まる。こうして、「レーベンスボルン」はノルウェー現代史における風穴となった。その穴を埋めようとするのは、東西冷戦の終結を経てからであり、2000年にノルウェー首相が差別を受けた子供へ謝罪し、そして2004年には賠償が始まっている。・・・ 

・・・

この「レーベンス・ボルンの悲劇」の教訓には非常に重い意味がある。そして、それは現代の日本に生きる我われのような一般の日本国民にも決して無縁のことではない。なぜなら、たとえ民主主義を標榜する国家であるとしても、先ずそこに住むごく普通の多数派の人々が少数派や異なる価値観の人々を差別したり、虐めたりするすることがないとは決して言えないからである。 

加えて、我われは、<まるで「レーベンス・ボルンの悲劇」の子供たちの如く移民・異教徒の子供たちらが、まさに「民主主義のモデル国家を自負してきたはずの米国」のトランプ大統領によって、事実上、厳しい差別とヘイトの立場に追いやられつつあるという恐るべき現実>の目撃者となっているからだ。 

だから、既述のとおり(ドキュメンタリーUndercover in the Alt-Rightの中の一場面)で、トランプ支持の強力な推進力となっているオルト・ライトの幹部らが“我われ白人にとって脅威となる中東のイスラム教徒を核で殲滅する!”と叫んでいることが実に不気味でリアルな光景に見えてくる。 

結局、彼らは「物事を相対的に見ることの意義が全く分かっていない」ということである。しかし、同時に、外ならずこれは民主主義を固く信ずる我われの如きごく普通の日本国民にも当てはまると見るべきであるだろう。 

なぜなら、いみじくもザハヴィが指摘したとおり「無媒介的認知的自己意識(先反省的自己意識である“優性人種主義”など悪魔的主観性の病理は体験的な偏在性として誰にでも日常的に起こり得る主観的「自己—顕現」(健全な自然観と世界観があれば個々人の内感の場において、そもそもは自己覚醒が可能な)レベルの問題」であるからだ。

 

(エピローグ)ハイデガー的「人工知能のテーマ」と重なる“トランプ・アベら優性人種主義(悪魔的主観性の病理)”治癒の課題 

 

ハイデガー的“人工知能”が着想された背景) 

 

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(参考資料)  門脇 俊介/信原 幸弘・編「ハイデガー認知科学」(産業図書)

・・・認知科学へのハイデガー哲学のインパクトを概観して新しい認知観の展望を拓く。古典的計算主義(当記事の“第二段階”までに当たる)批判だけでなく身体的主体と環境との相互作用に注目。

・・・読書メーターhttps://bookmeter.com/books/1490691

 

・・・以下は、論文『AI やロボット工学に寄与するかもしれないハイデガーの洞察 人間と動物の連続性と断絶/京都大学大学院修士課程(哲学)君嶋泰明』

https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/71116/1/prospectus11_Kimijima.pdf より部分的な引用・転載・・・

 ・・・ハイデガーにおける人間と動物の差異について考えるときにしばしば引き合いに出される「人間は世界形成的である(weltbildend)」というテーゼは、人間は様々な体験世界に没入することができる、というふうに解釈できる。とすると、問題は、何がある世界から別の世界への移行を可能にしているのか、ということだ。

 ・・・途中、省略・・・以上で見たハイデガー流の人間と道具の相互作用ループを箇条書きでまとめると、次のようになる。

 ・人間(一般の動物ならぬ!←補足、toxandoria)は、ある世界から別の世界へと移行することができる。

・この移行は、没入→反省→没入→反省→…、というふうに進行する。

・没入→反省を可能にするのは、「使えない道具」(≒自分が痛い目に遭ったとき、リアルに困難が自分を襲ったとき、or望外の歓喜を体験したとき、ほか)である。(この使えない道具に価値を見つけられるのも、一般の動物ならぬ人間の特徴である!←補足、toxandoria)

・「反省段階においては、世界は表象されている。」(世界を表象するのが人間たる意識の特徴である!←補足、toxandoria)

・反省→没入を可能にするのは、目立つ道具(記号)である。(この場合の記号は言語・イメージ等のシンボルだけでなく、文字どおりの道具(モノ)も含む!←補足、toxandoria)

・各段階での道具の機能は使用者の目的に相対的である。

 ・・・途中、省略・・・本稿は、GOFAI、CI、NI(これらの委細は省略←補足、toxandori)という三つの知能モデルを発展史的に検討してきた。はじめに述べたように、本稿はそれらに人間と動物の連続性と断絶というテーマを通底させてきた。簡単に振り返ると・・・

 (第一段階)は、・・・

デカルト主義的-認知主義的な、人間に固有の記号操作、表象能力が強調され、人間と動物の間にはこの点で深い断絶があった。(これは、“”ルソーの一般意志”的な意味での理想主義、啓蒙主義的な価値観を重視する立場に重なる!←補足、toxandoria)

 (第二段階)は、・・・

生物学的認知漸進主義であり、ブルックスのクリーチャーのような移動ロボットが、いずれ人間レベルの知能を実現すると考えている。ここでは知的活動を脳と身体とテクノロジー環境の相互作用のループとしてとらえ、これを人間に固有なものとする。(この段階までの人工知能をヒューバート・ドレイファスが批判してきた!←補足、toxandoria)

f:id:toxandoria:20181119060155g:plain<注>自動掃除機(ロボット)への応用で実用化に成功した米国ロボット工学者ロドニー・ブルックスが作ったAI「ゲンギス」(添付画像、http://urx2.nu/AGL7より)は、そのタスクを極めて単純なものに絞った自己組織化の成功事例なので、「意識の自己創成」過程を研究する「川人の自我モデル」のシュミレーション回路とは異質の「脳を持たず、神経ネットワークのみで環境から学習する包摂アーキテクチャ」である。委細は下記ブログ記事★を参照乞う。

 ★toxandoria2017-01-04/客観「知」を心底で憎む追憶のカルト、その靖国『顕幽論』是非を問う意識が日本の命運を分ける/希望は量子論・AI・脳科学らの最先端で必然の流れ「自然・人文科学」融合(コンシリエンス)が生まれつつあること!http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20170104

 (第三段階/現在:ハイデガー的な人工知能の課題)は、・・・

それはハイデガー流の人間と道具の相互作用のループを重視する方向である。現在は、その実現に向けて、一定の寄与の可能性を示しつつ、大掴みなモデルの可能性が生まれつつある。ハイデガーの洞察が何らかのかたちで生かされるかどうかは、このプロジェクトのもとで、認知科学、AI、ロボット工学、哲学など、様々な分野が今後ますます恊働できるかどうかにかかっているだろう。(言い換えれば、これはS.コイファー、A.チェメロ『現象学入門―新しい心の科学と哲学のために―』(勁草書房)が提唱する“科学的現象学の将来”のイメージと重なる!←補足、toxandoria)

<注>科学的現象学とは、「・・・⇔量子・原子⇔細胞⇔生物個体⇔拡張されたシステム⇔社会システム⇔自然環境」のトータルを視野に入れつつ、科学・人文知の両者を統合したコンシリエンスの視点に立つ新たな現象学の方向性である。

 

(第三段階“人工知能”へのプロセスとしての“ゲーム有効活用”の可能性) 

・・・トランプ・アベら優性人種主義(悪魔的主観性の病理)”へのワクチン効果が期待できるゲーム利用の事例、その典型と見るべき『my child: lebensborn』・・・

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第4章で取り上げたゲーム『my child: lebensborn』では、そのゲームへの参加者が一般のノルウェー市民となるよう作られているため、知らずしらずのうちに、イデオロギーの異同はともかくとして、侵略戦争の残虐性、悲惨さ、そして必ず関連して高まる相対的な意味での異分子・異端者(一方的に刻印された)らへの激烈なヘイト感情の愚かしさを、まるで自分自身がそのことを経験したかのように深く理解できる。

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そして、その最大のポイントは<現代のトランプ・アベらが囚われている異常な民族主義の観念、言い換えれば、その優性人種主義(悪魔的主観性)に因るヘイトや差別思想、あるいは苛めの感情なるものがイデオロギーや民主主義思想とは異次元の悪魔的・魔術的主観性とでも見るべき低劣な感情の病理で、しかもそれが相対的であること(被害者、加害者が瞬時にして入れ替わり得るものであること)>を殆ど体験的に学べることだ。 

そのような意味で、「第三段階としてのハイデガー的な人工知能」の実現は未だしとしても、この種のゲームには「感情の政治学」の病理を治癒するためのツールとして、かなり有望な可能性があるように思われる。但し、逆に言えば、これは洗脳ツールとしての有効性を保証していることにもなるので、矢張り、AIゲーム・リテラシーも視野に入れるべきであるだろう。 

しかしながら、これはノンフィクションであり、しかもノルウェー現代史の暗部を取り扱ったという意味では問題意識の点でも秀作である。そして、レーベンスボルンで産まれた7歳の孤児を養子として引き取り、プレイヤーとしてのあなたが育てることになるという、一種のアドベンチャーゲームだ。 

・・・以下は、『my child: lebensborn』を取り上げたブログ記事より部分転載・・・ 

・・・育ての親としてのゲーム・プレイヤーの自分は働いて日々の糧を得ており、食事や入浴など子供の世話をする。ただ、単に世話をするだけでなく、休日や空いた時間には部屋でお絵かきをしたり外で釣りをするなど、その子供と一緒に遊ぶことが出来る。戦後間もないノルウェーは元々豊かと言えない国であったので生活も苦しく、餓死するまでは行かなくとも子供が求めるものを満足に買い与えられない時もある。 

・・・自分の子供には、レーベンスボルンで産まれたというだけで不当な一般社会からの差別が激しく降り注ぐ。そうして傷つく子供をどうケアし、どう守るかが本ゲーム作品の鍵となる。そして、本作品の最大のポイントは<被差別者である子供自身を主人公にするのでなく、その子供を養う親にプレイヤーを割り振った>ことである。 

・・・だが、子供はそうではない。自分の子供(My Child)は、毎日のように学校で暴力を振るわれ、心も身体もボロボロの状態で帰ってくる。同時に、毎日のように、あなたは子供を励まし、癒やし、そして何より、子供へ降り注ぐ人間の悪意に対して、何も出来ない無力さを呪うことになる。 

・・・自分ではなく、自分の大切な人間が傷つけられる。立場が変わるだけで、フィクションにおける苦痛は極めて現実的なものとなる。そこに安堵などない。そしてふと自覚する。遠い北欧の国であった、世界史の教科書にも書かれていない些細な事実が、当事者にとってどれだけ恐ろしいものであったかを。 

・・・『my child: lebensborn』は歴史的なテーマを取り扱ったビデオゲームとして完成度が高く、我々日本人の知らないノルウェーの歴史を一考する機会を与えてくれる、優れた作品だった。そして、この作品を遊ぶ時に覚えておくべきことがある。 

それは、<本作品が舞台となるノルウェーは、かつてナチス・ドイツによる侵攻を受けこのような歴史が生まれた。そしてそのナチスと同じ枢軸国として、日本は大陸や太平洋に侵攻した。連合枢軸の別を問わず、大戦という世界全体を巻き込んだ未曾有の戦争は、終結して何十年もの間、人々の心を蝕み、苦しめたという歴史的な事実があった>ということである。(完)

 

【ゲノム編集は遺伝子組み換えより遥かにリスクが大きい!】多様性否定のF1自家採種の禁止では政財官の一強独占構造化とゲノム編集等との<裏>癒着こそ要警戒!故に、EU型のGMO同等規制で多面的に対応すべき!

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多様性否定のF1自家採種の禁止では、政財官の一強独占構造化とゲノム編集等との<裏>癒着こそ要警戒!EU型のGMO同等規制で多面的に対応すべき! ・・・なぜならば、更にゲノム編集は遺伝子組み換えより遥かにリスクが大きい!・・・

F1自家採種禁止は多様性否定の自死行為?というより政財官の寡占一強構造化とゲノム編集等との裏癒着こそ要警戒!∴EU型のGMO同等規制で脇からも対応すべき! ☞ 自家採種禁止で地域の多様品種が食卓から消える/外資の餌食 日本の台所が危ないhttps://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/240677 … 2018/11/01 日刊ゲンダイ 外資の餌食 日本の台所が危ない
「自家採種の禁止」で…地域の多様な品種が食卓から消える 公開日:2018/11/01 日刊ゲンダイ
 
 知的財産権の保護は、TPPでも大きなテーマだった。米中貿易戦争でも、トランプ大統領は中国が知的財産権を侵害していると問題にしている。新しい技術やソフトの開発者の権利がないがしろにされ、コピーや海賊版が横行すれば、開発や著作活動が成り立たなくなってしまう。国際社会が協力して知財保護を強化していくことは必要だ。日刊ゲンダイ
 
(所見)更に、ゲノム編集は遺伝子組み換えより遥かにリスクが大きい!

f:id:toxandoria:20181103065247j:plain・・・当画像はhttps://bit.ly/2OnAP7Rより転載。

・・・そのため、生物の遺伝情報を自在に改変できる「ゲノム編集」技術で作られた作物について、EU司法裁判所は「遺伝子組み換え作物GMO)」と同じ規制を適用するとの判断(↓♨)を下した。
  生物の遺伝情報を自在に改変できる「ゲノム編集」技術で作られた作物について、EU司法裁判所は、「遺伝子組み換え作物(GMO)」と同じ規制を適用するとの判断を下した。ゲノム編集した作物、遺伝子組み換えと同一規制に EU:20180727朝日 https://www.asahi.com/articles/ASL7W3HW1L7WUBQU003.html
  ・・・ 
・・・EUのGMO規制は世界でも厳しく、すべての食品に遺伝子組み換えの表示義務がある。農場から消費者までの全流通段階でGMOを含んでいるかどうか書面で伝えることも義務づけている。ゲノム編集による作物がこの規制の対象かどうかについては、これまであいまいだった(上記事より部分転載)。 
・・・因みに、「ゲノム編集」と呼ばれる遺伝子操作は「遺伝子組み換え」(GM)と異なり、遺伝子(特定のたんぱく質を生成する一定のミクロ環境を含む1本のDNAヌクレオチドの鎖の一部分↓◆)をピンポイントで壊したり挿入することである。
・・・それは、いわば人為的な突然変異(遺伝子のミクロ環境をも操作し変容させることになる!)や遺伝子の書き換えそのもの(遺伝子組み換えでは遺伝子パーツがミクロ環境に適合しなければ無意味化するだけ)である。しかも、「遺伝子組み換え」よりも遥かに効率がよく、容易に操作できるので、食糧・エネルギー・難病問題などへの応用が期待されている。
・・・しかし、これらの技術は自然界の生態系を改変したり、自然には存在しない新たな生物を誕生させたりする恐れがある。このため、初期の段階(1975)に研究者が集まって「遺伝子操作の厳しい規則」(アシロマ会議https://bit.ly/2QzNMOg)が作られている(出典:『生物を知るための生化学』(森北出版)p7~)。

 (補足)◆「遺伝子組み換え(GM)の基礎知識」

:「従来の交配」(今のF1種は、未だこのジャンルに止まっている?)が同じ種(稲と稲など)または近縁の種(ロバと馬など)同士の掛け合わせなのに対し遺伝子組み換えは種の垣根を越えて行われるが、遺伝子組み換え(GM)は未だ遺伝子パーツ(一定の作用を、ほぼそのなかで完結させる部品)の組み換えに止まっていた。しかし、<ゲノム編集は、コレと全く異なる一定の更なるミクロな環境における多様な関係性をも含む移動の操作なので、しかもそれが種の垣根を越えて行われる>ので、その影響は計り知れないものとなる。http://gmo.luna-organic.org/?page_id=18

(補足)◆ゲノム編集が一定のミクロ環境も含む操作であることの意味

:言い換えると、ゲノム編集とはゲノムの特定の部位で外因性(ヒトゲノムの場合はドナー)の遺伝子を追加・挿入したり、遺伝子変異を修正したり、削除したりすること(遺伝子の中身を編集し根本的に書き換えること)ができる最新の遺伝子工学技術である(https://bit.ly/2OnAP7R)。

:しかし、この操作について真逆に考えてみれば分かるのだが、それはある特定の「レシピエント(受け手側の)遺伝子とその周囲の非常に微細でデリケートなミクロ環境とのバランス関係を含めソックリ改変すること」と同意なので、結果的に、ゲノム編集の場合には、従来の遺伝子組み換えと異なり、周囲にある「更にミクロで、未知のミクロ環境(未知のバランス関係)の改変」をも含めつつ移動(編集)する訳だ

:従って、その影響には計り知れないリスクが予想されることになる。なお、このような「ゲノム編集技術」に対する“用心深い”批判の眼差しが必須(非常に重要!)であることは、メルロ=ポンティ、ジェームズ・J.・ギブソンアフォーダンス理論)、ヒューバート・ドレイファス(人工知能に対して鋭い哲学的批判を続ける米国の哲学者/参照↓★) ジルベール・シモンドン(個体化の哲学、技術哲学)らマイクロバイオームor量子物理・同化学フィールドも含めた<生命個体⇔環境システム>のなかに生命活動を位置付けるという、先端的な生命論(現象論的認知科学)の視座からも理解できる。(参考文献:S・コイファー、A・チェメロ著/『現象学入門/新しい心の科学と哲学のために』―勁草書房―/後述する“コンピュータ(AI)のフレーム問題”と関連する観点でもある) 

★愈々、グローバル新自由主義に置き換えるべき「感情の政治学」が必須の時代へ(2/2) M.アンリ『情感の現象学』から見える『感情の政治学』の可能性  http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20171109

 (関連情報/エトセトラ)
 ◆【90%以上はF1種で雄性不稔(タネなし)は染色体(ミトコンドリア)の異常?が、実は此の点が異常か否かについては未解明!←補、只のオッサン】
 ☞ 市販の野菜の約90%以上はF1種で栽培されていることをご存知ですか。固定種の野菜はどこへ消えた。20171025横田 浩/ブログIN ・YOUhttp://macrobiotic-daisuki.jp/f1-81484.html 
 ◆【雄性不稔(タネなし)の問題は未解明だし・・・、加えてF1への批判は過剰反応と割り切れるのだろうか?】

・・・F1の種に対する誤解(?)とその誤解(?)の生まれた背景・・・

 ☞ 2017.08.23ブログ・農ledge http://nou-ledge.com/2017/08/23/170823_f1/
・・・F1種について様々な意見がある。F1種の対極にある固定種、在来種が最も安全であると主張する人も少なくない。しかし、F1種は今日までの安定した食料供給を支えてきた種であることは事実であり、普段何気なく口にしている9割以上の野菜もF1種であるとされている。その中でF1種についてより詳細な知見を得ることも重要なことであるが、必要以上に危険と騒ぎ立てる必要性もない。最終的には自己の判断(自己責任)であり、いたずらにF1種を否定することはできない。 (toxandoria)生命科学の先端・専門知にも関わり得る「F1種」をどう受け止めるかの問題について、結局、それを<一般消費者の「自己責任」だ!と切り捨てる>のは、余りにも無責任な立場ではないだろうかなぜなら、それは恰も<コンピュータ(AI)に対し、絶対に解ける筈がないフレーム問題(フレーム問題についての参考文献↓●)への解答を強要する> が如きであるからだ。一般消費者はヒトに非ず!と小ばかにしてることにはならないか?(∵紛れもなく人権を持つヒトである一般消費者は、専門知に関わる分かり易く適切な情報が与えられれば、必ず、それこそ自己責任で解を選択できるが、もし、必須“情報”科学的事実等も含めて)が権力的に隠蔽されたり歪曲されたりすれば、並大抵の普通の手段で、適切に判断したり、対応したり、選択したりすることはできなくなる!)・・・

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S・コイファー、A・チェメロ著/『現象学入門/新しい心の科学と哲学のために』―勁草書房

・・・関連/参考情報・・・ 

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https://twitter.com/HON5437/status/1058211540837400576   https://twitter.com/HON5437/status/1058215832365424640

  冨永 格(たぬちん)‏ @tanutinn

 「(片山さつき氏が)早々と提訴に踏み切ったことが功を奏した。『訴訟案件』という武器さえあれば、怖いものはない」首相官邸幹部

(時時刻刻)正面からの答弁、避ける 片山氏・口利き疑惑/麻生氏・財務省の不祥事 1102朝日 2018年11月2日05時00分

 1日に論戦が始まった衆院予算委員会。野党側は、「口利き疑惑」が報じられた片山さつき地方創生相と、公文書改ざん問題など財務省で不祥事が続発しながら留任した麻生太郎財務相に照準を合わせた。だが今国会も、説明責任を果たそうとしない安倍政権の姿勢は引き継がれた。▼総合4面=焦点採録、1102朝日・オピニオン面=社説
 
返信先: @tanutinnさん
>「(片山氏が)早々と提訴に踏み切ったことが功を奏した。『訴訟案件』との武器さえあれば、怖いものはない」と首相官邸 ←日本政府自身が<日本司法制度=アベ様ご用達の小道具>と見たてる此の傲慢ぶりこそ(又、それはアベ様お仲間の自己をも含む内外『環境』の無限の“可能性とリスク”が常に潜在するという多義的リアリズムについての『想像力と謙虚さの底なしの欠落』である!)が、<日本司法が脆弱化>したことの赤っ恥的な証拠となっている! Cf.↓▲
返信先: @shinkaikabaさん、@tanutinnさん
▲「司法の脆弱性」、「トランプ・ヘイト式」に喘ぐ韓・日&米と対照的なEU理念の核心“緑の党”躍進に透けるポスト・メルケル「独と欧州の新たな希望」https://www.evernote.com/shard/s440/sh/334e2439-e528-4ba0-8f12-c79645971ccb/18bf67aef4c3c53b3455806793133217 … …
 ◆ 2018/05/23EUで有機農家の種子の権利が承認http://blog.rederio.jp/archives/3542
・・・目が点になるニュース。2021年から有機農家が自分たちの種子を売る権利をEUが承認したという。
・・・なんでこれで目が点になるかというと、EUは世界でもっとも種子が統制された地域で、種子の売買はEU共通カタログに登録された種子のみ。それ以外の種子を売買したら犯罪となる。有機農家にとって種子の交換は必須。同じ場所で同じタネだけを使い続けたら劣化する。だから種子を交換しなければならない。無償で交換することは認められているけれども、もし、交換するタネがないからお金で払ってしまったら、売った人は逮捕されてしまう。
・・・タネを登録すればいいと思うかもしれないが、その登録料は最低でも年間6000ユーロ(約80万円)程度かかる。個々の農家で賄える金額ではない。だから自ずと売買される種子は大企業の種子となる。世界トップ10の種子企業のうち5つはヨーロッパから生まれた企業。6大遺伝子組み換え企業のうち3社はヨーロッパ生まれ。種子企業の力が強い地域なのだ。
・・・しかも、これまでは登録するためにはその種子が新しく、同質的で、安定していて、他と区別しうる品種だけ。有機農業で活用される固定種・在来種には多様なものが多い。もともと多様な種子に手を加え、工業製品のように均質化されたものだけが優遇される。つまり種子企業が改良した品種以外は登録することは基本的にできない。そもそも今、世界各国に「モンサント法案」を押しつける根拠となる国際条約UPOV条約はヨーロッパを中心に整備が進んだものだった。
・・・一方、EUでの有機農業の発展はめざましい。そんな中、種子の規制は大きな桎梏になっていただろう。つまり工業的種子だけを重視する政策はもはや時代遅れになっている。←(toxandoria)というリアル認識へ逸早く転換し、EUはそれを実行へ移したということ。
このEUの決定によって、2021年からは有機農家が持つ多様な種子がマーケットで買えるということになる。
・・・従来のような手間のかかる登録審査、登録、高額の登録料も不要だという。そうなれば大企業に支配されていた種子マーケットが解放され、種子の種類もあっという間に多様になるのではないだろうか?・・・以下、省略・・・
 
 ◆GM作物を耕作している28カ国(2014年)2016-02-15 グリーンピース・ジャパン
・・・遺伝子組み換え作物は2014年の時点で28カ国に展開しており、栽培ポリシーや表示制度はそれぞれの国・地域によって異なります。
・・・まずは耕地面積トップは、アメリカ(世界最大のGM栽培地位で、7310万haと他国を大きく凌ぐ耕地面積で8種類の作物を栽培)、ブラジル、アルゼンチン、インド、オセアニア、アフリカの6地域。・・・以下、省略・・・
 
 (補足追記)外国籍の種子企業参入 農薬まみれの米が日本にあふれる? 外資の餌食 日本の台所が危ない1102日刊ゲンダイhttps://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/240752

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